英国と欧州連合(EU)は17日、
英EU離脱(ブレグジット)協定案を修正することで合意した、
EUのユンケル委員は「意思があるところに合意がある。
われわれはそれを達成した。これはEUと英国にとって、
公平でバランスの取れた合意で、
解決策を見つけるというわれわれの決意の証である。
私は(EU首脳会議に)この合意の承認を勧告する」と述べた。
この後離脱するには、イギリス議会の承認を取らなくてはならず、
承認が取れない場合は再度離脱延期の要請を行わなければ行けない。
承認の壁となっているのは
英野党・労働党と北アイルランドの地域政党・民主統一党(DUP)などで、
新たな合意案の文言は受け入れられないと表明している。
このあと次の19日のイギリス議会でブレグジットの可否が決定され、
可決される確立は五分五分と予想されている。
ポンド円の動き
・EUとイギリスがブレグジットで合意。
ポンド/円は141.00円台にポンドが急騰、
前面円安、ユーロ/円は121円台前半、ドル/円は小動きながら108.92円前後となる
・北アイルランドDUP党はジョンソン首相の離脱案に対する反対姿勢を崩していないと報じられる。
ポンド/円は141円台を割り込み140円台後半で売り買いが激しくなる。
・ブレグジット協定案を民主統一党(DUP)関係者の発言として、
「DUPは英EUが合意した離脱案を支持しない方針」とされ、
可決されるか不透明感が指摘される、
ポンド/円138.95-96円と138円台後半まで下げている。
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